GPT-4
ChatGPTが出始めた時、真っ先に試したが、あまりにも嘘ばかりつくので、これは嘘を正すことができる機能のデモのための実装であって実用ではない…と思った。
「こうすれば良い答えが導き出せる」「こうしたら面白いことになった」みたいな事例も試してみたが、全く同じ文面を入力しているのにも関わらず、自分がやるとなぜかAIが機嫌を損ねて「それはできません」などとつまらないことを言って終わってしまう。 話題になったことで修正されてしまったのか、本当にAIは(サーバー負荷とかの理由で)気まぐれなのか、そもそも話題になったのは捏造された会話だったのかな…と思う。
Bing AIも真っ先に試したが、ネットワークリソースにアクセスできるはずなのに前代の総理大臣の名前も間違えるようなAIで使い物にならなかった。
間違いを指摘しても、ネットにあった情報なのでそこが間違ってる、みたいな言い訳をするのだ。でも表示されたリンク先にはそんな間違った情報は書かれていない。日本語のパースが弱いとかいうレベルではない捏造なのだ。
それがGPT-4相当と聞いて、なんだGPT-4もたいしたことないのか…とそう思った。
やがて多くの人に使われ始めたせいか、嘘をつく頻度が減って、答えられないことは答えられないと言うようになった。
上記の記事を見て試しに課金してみたが、プログラムについての質問は割と使えることがわかってきた。
いや結構使える。
特に、部下に指示を出すように、実装はうろ覚えだけどこんな感じで実装できたはず…というような方向性だけ示した指示を出すと、即座に答えが返ってくる。そうそうコレコレ!、ってパターンで非常に使えることがわかってきた。
別段プロンプトの記述テクニックを駆使する必要もない。テキトーに指示するとやってくれる。
手のひらを返さざるを得ない。
そんなChatGPTとの会話のメモを下記に共有する。
なお共有機能のバグなのか「Model: default」となってしまうが全てGPT-4である。表示される日付は更新日時のようだ。
複数選択可のチェックボックスのチェック内容を1カラムに保存する
2進数で表現したのを10進数の数値で記録しておけば後でビット演算子でチェックできたはずだけどどうやるんだっけか、いや昔作ったコードを見ればわかるんだけど、ChatGPTに訊いてみよう、と思ったら、ビット演算子使わないやり方が返ってきた。
ビット演算子使ってよと頼んだらちゃんとビット演算子使ったものもでてきた。そんな会話。
array_mapと古いPHP
array_map()とか便利なのだけど実装シミュレーションすると疲れるのでつい敬遠してしまう。 ChatGPTに作ってもらった。
ついでにいまだにPHP5とか使われてる環境で適用したいコードだったのでPHP5でも動くのか確認してみたらかなり明確な理由を添えて答えてくれた。これで間違っていたら困るけど頼もしい。
CSS
CSSがわからないので丸投げした。冒頭のHTMLは情報漏洩にならないようにかなり端折って書いたのだが、こんな拙い説明でも見事に期待に答えるCSSを書いてくれた。
端折りすぎて実際には使えなかったので次にもう少し長いスタイルを書いて再質問したのは秘密だ。
ChatGPTの会話部分だけをエクスポートする
ChatGPTの会話を共有したいが画面に余計なものが多いので単純にフルページのスクリーンショットを撮影するだけでは読み辛い。 余分な要素を削除してからスクリーンショットを撮影するといった工夫が必要。
ちなみにChrome拡張のAwesome Screenshotの最新版では拡張の名前にChatGPTと入れてこれに対応してきたのだがなぜか境界で白い線が入ってしまう残念さだった。
自サイトのスクレイピングにも気さくに回答してくれるChatGPT君は頼もしい。
「スクリプトにクリップボードで、クリップボードにコピーした後に」などという校正typoも華麗にスルーしてくれる。
ついつい欲張ってあれもこれもと追加注文していたらアクセスリミットに達してしまった。
GPT-3.5に切り替わってから出力した「続き」は GM_notification()
を使っているのにgrant文を書いていない間違いがあるのだが、3.5君には指摘するのも面倒になってしまった。そもそもダウンロードなら通知は要らない。
そしてChatGPTの会話の履歴を共有する機能は奇しくも同日に発表されていた。
ChatGPTの会話部分だけをエクスポートする(2)
GPT-4のアクセスリミットが解除されたので上の会話の続きを書いてもらおうと思ったら一度GPT-3.5にされたチャットはGPT-4には戻せないようなので新規の会話で始めた。
既にTampermonkeyスクリプトが生成できることはわかっていたのでのっけから指示を出したのだが、難しいと言われたり、肝心の変換部分は自分で実装しろ的なことを言われてしまう。
それでも追加の指示を出していくと、ちゃんと作ってくれた。
ツカエルネ…